「そんなこと言ったらなんでもありになっちゃうんスよ」。飲み放題でメニューにないシャンディガフを頼み、店員にこう言われた――という匿名の書き込みがある。
シャンディガフは、ビールとジンジャエールを合わせたカクテル。投稿者によれば、どちらも飲み放題にあったため、作れるか聞いたという。「ダメならそれでよかった」と話すが、掲示板では投稿者自身の返しにもツッコミが入っていた。
2015年6月、2ちゃんねるの生活全般板に投稿された小話だ。断られたのが嫌だったのか、それとも言い方が嫌だったのか。
「なんでもありになっちゃうんスよ」――断り方に納得できない
投稿者は、大手チェーン居酒屋でアルバイトをしていた経験があるという。その店では、飲み放題にシャンディガフの名前がなくても、材料があれば注文に応じていたそうだ。
それで別のチェーン店でも作れるか尋ねたところ、返事は「作れません」。投稿者は友人を見て「あ、ダメなんだね(笑)」と返した、と書いている。
その後の店員の言葉が、冒頭の一言だった。
そんなこと言ったらなんでもありになっちゃうんスよ
元スレッド・投稿922に記された店員の発言
投稿者が引っかかったのは、ここだ。作れないなら構わなかったし、作れとごねたわけでもない。それなのに、嫌そうな態度で言われたと感じ、「もう行かない」と不満をつづっていた。
材料がそろっていることと、店がメニュー外の注文を受けることは別だろう。ただ、書き込みを読む限り、投稿者が求めていたのは「メニューにあるものから選んでください」という断り方だった。「なんでもあり」とまで言われると、そんな無茶を頼んだつもりはない、と言いたくなったのだろう。
シャンディガフの材料は、カナダドライの公式レシピでも確認できる。もちろん、レシピが簡単だからどの店でも注文を受ける、という話ではない。
「あ、ダメなんだね(笑)」も、嫌味に聞こえた?
ところが掲示板では、投稿者の肩を持つ声ばかりではなかった。メニューにないものを頼んでいるのだから、という反論に加え、友人に向けた返事が嫌味っぽく聞こえたのでは、と指摘する人もいた。
たしかに「あ、ダメなんだね(笑)」は、言い方次第でずいぶん印象が変わる。あっさり諦めただけにも、店員を小ばかにした返事にも読めてしまう。ただ、これは投稿を読んだ人の推測で、店員が実際にそう受け取ったかは分からない。
一方、投稿者をかばう書き込みもある。
店員の物言いにチッときただけでしょ
元スレッド・投稿930より抜粋
無理強いしたとは書かれていないのに、クレーマー扱いは大げさではないか、という意見だ。店員の一言が余計だった、とする声もあった。
聞いただけのつもり、説明しただけのつもり。双方そう思っていても、「あ、ダメなんだね(笑)」と「なんでもありになっちゃう」で、ずいぶん感じが悪くなる。
個人的には、「メニューにあるものだけです」で終わっていれば、ここまで引っかからなかったのかもしれないと思う。ただ、その前の「ダメなんだね(笑)」も、目の前で言われたらどう聞こえただろう。文字だけでどちらかを悪者にするには、口調も表情も足りない。
出典:元スレッドの保存ログ(2015年6月8日・投稿922以降)。引用は投稿922・930、その他の反応は要約。匿名の体験談であり、実際の出来事や店側の説明は確認できていない。