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川上奈々美「俳優業に専念」アダルト業界を引退

川上奈々美が引退したのは、AV女優とストリッパーの仕事。映画やドラマへの出演は続け、俳優業に専念するための決断だった。発表は2021年4月5日。AV女優としては2022年1月、ストリッパーとしては同年2月に引退した。

10周年を区切りに選んだ道だが、慣れ親しんだ肩書を手放す怖さもあった。その後は「川上なな実」として活動し、2026年公開の映画『レンタル・ファミリー』にも出演している。

AV女優は2022年1月、ストリッパーは2月に引退

2021年4月5日の日刊スポーツの報道によると、川上は当時のTwitterで引退方針を発表。AV女優としてデビュー10周年を迎える翌年1月を最後とし、ストリッパーとしては翌年2月の浅草ロック座を引退の舞台にすると伝えた。

つまり、発表したその日に仕事を終えたわけではない。残る活動を続けながら、翌年の節目に向かっていくという発表だった。本人側の応援プロジェクトの案内にも、2022年1月と2月の引退予定が記されている。

そして、2022年3月23日の本人インタビュー記事では、1月にAV女優を、2月にストリッパーを引退したと紹介されている。

当時すでに映画『ゾッキ』などにも出演していた川上。引退という言葉に驚くが、芸能界を去る話ではなく、続けてきた芝居に力を注ぐ決断だった。

「現役AV女優」の肩書を失うのが怖かった

日刊スポーツが伝えた本人の言葉には、迷いもあった。

“現役AV女優”という肩書を失うのが怖い気持ちもありました

日刊スポーツ・2021年4月5日付記事より

居心地のよい業界を離れる不安がありながら、関係者やファンの支えに背中を押されたという。これまでの経歴を武器にして、俳優として進んでいきたいという思いも明かしていた。

引退発表というと、過去の仕事に別れを告げる言葉ばかりが目に入りがちだ。でも、ここで印象に残るのは、経験を捨てずに持っていこうとする意志だ。10年続けた仕事を離れるのは、やはり怖い。それでも芝居を選んだことに、覚悟を感じる。

現在は川上なな実として活動、『レンタル・ファミリー』にも出演

では、俳優業に専念すると決めた後はどうなったのか。

2026年3月1日、川上なな実は「日々URALA」の本人連載で、HIKARI監督の映画『レンタル・ファミリー』への出演を報告している。ブレンダン・フレイザー主演の作品で、撮影は2024年の春頃だったという。

作品の公式ページでも、日本公開日は2026年2月27日と確認できる。本人は『37セカンズ』、ドラマ『TOKYO VICE』を経て、再びHIKARI監督の作品に参加した経緯をつづっていた。

さらに、同作では出演だけでなく、ストリッパーのキャスティングにも関わったと明かしている。俳優業に専念した先で、以前の仕事で得た経験も映画づくりにつながっていた。「経歴を武器に」という当時の言葉を思い出す。

引退発表から約5年半。名前は川上奈々美から川上なな実へ変わったが、映画に出る仕事は続いている。あの発表は、画面から姿を消すためのものではなかった。

2026年10月23日確認。発表時の内容は日刊スポーツと本人側のプロジェクト、引退時期は2022年3月の本人インタビュー記事、その後の活動は2026年3月の本人連載と作品公式ページを参照。

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